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TRM in 刈羽!⚽

※FC.Grows活動振り返り ~その6~

・GAME⚽2021/6/13

当たり前を当たり前にやる!

この回のU-10刈羽遠征は、集合時朝のあいさつ、行きのバスでの出来事、非常に残念な回でした!

TRM自体は、みんな頑張っていたし、戦ってはいました。でも、そこじゃない!その前の問題。その前の話。プロではないし、ましてや育成年代で一番基礎力・人間力の育成向上が必要な年代なので、『プレーがよければそれでいい』などということは一切なくて、“返事・あいさつ・ありがとう・ごめんなさい”このことはマスト!できたらいいよね~ではなく、できなくては“ダメ”。それは、人としてダメということではなく、考え方・取り組み方がダメということ。考え方・取り組み方が良くない!ということ。それは、我々大人がしっかりと観て指導しなくてはいけないこと。“子どもの自主性に任せる”のは、子どもが自主的に判断できる年齢(ここが難しいところ!年齢イコールではなく、環境や経験値、考え方による!!)になり、自分で考えて行動できる根拠と力が身に付いてからで良い!とクラブは考えております。

できないことなのか?やらないことなのか?

もちろん、なんでもかんでも大人があぁしろこうしろと言ってから!という意味ではありません。大事なことは、考える力が身に付いていないのならしっかり教え込んで身に付けさせ、考えて行動しているならその考えと行動が良いのかどうか?状況や環境に適しているのかどうか?そこをみてあげて声かけをするということです。そして、このことは本来もっと下の年齢(3歳から6歳の小学校就学前!)で基礎の基礎を身に付け、小学校に上がってからいろいろな人との関わりで学ぶできこと。力をつけるべきことなのです。だからこそ、小学4年生・3年生中心のU-10の活動でのできごと、“返事・あいさつ・ありがとう・ごめんなさい”への行動力の低さ、意識の低さにがっかりする同時に危機感を覚えました・・・。

暑い中での活動にて、選手たちが大変な中頑張ってくれるので、行きがけにコンビニでドリンクと氷を購入し、バスに戻ってクーラーボックスに入れるときに、『暑いから、氷とドリンク買ってきたから。クーラーボックス重いから二人でもってよ?』と私が声をかけました(私の声は大きいので後部座席まで確実に聞こえています!)。すると、返事もなにもない。しばらく無言・無音!『返事かなんかないのか?3・4年生でそれができないのか?それは良くない!!』と私は厳しく指導しました。その厳しさは当然の出来事。理由はいろいろ有ったのでしょうが、リアクションをしようとした姿が観られなかったのが残念で仕方ないのと、今の子どもの行動力の低さに本当にがっかりしました。自分で何かを頑張ったり決めたり行動したりしなくても、物や情報が手には入ってしまっているのではないだろうか?・・・。であれば、Growsでの活動ではそうはしない!自ら考え行動し、“環境状況に合った判断・行動ができるように”育てなければならない!⚽

クラブがかかげている、“FC.Growsで強く伸びる!”~楽しいを越えて行け!~ このスローガンは、好きとか楽しいといった“きっかけ”のその先へのチャレンジには、意志の強さが決断の強さ!決断の強さが選手としての自己表現(プレー)の強さ!この考え方・マインドが必要不可欠であるのです!⚽一人一人みんな違った環境・考え方の中で生活しているのは当たり前。でも、サッカーはチームスポーツ。それを選んでクラブに所属してプレーしているのは自分!子ども!クラブにいる時はクラブの考え方に自分やプレーを合わせて協力してみんなでチャレンジすべきであることもまた当たり前!・・・。

“当たり前を当たり前にやる!”今一度、このことを最重要視する必要を感じる活動でした。子ども・選手には大きな明るい未来が広がっています!でも、その大きさ・明るさをどう変えられるかは環境と経験、かかわる人(大人!)によって大きく変わってきます!

私は人や物事を否定したいのでは無く、現代の普通が本来の普通ではないことを強く認識して活動・行動しているだけなのです!家の外での関わり方や考え方・生きる力は、家の外での関わりとチャレンジでしか向上しないと考えています!『選手たちよ!もっともっと自らチャレンジしようよ!めんどうなことにも!!』このブログを読んで共感して下さる方には何かが伝わって何かが変わると信じて発信しています。

“一人一人違ってみんな良い!”ことと、やるべきことができないこと?やらないこと?はイコールではないことを強く主張したい!

FC.Growsでは、サッカーを通じて生きる強さを学び、自ら考えて決断・行動できる育成指導を実践してきます。応援・ご支援、よろしくお願い致します。

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